ようこそ、京菓堂のWEBサイトへお越し下さいました。 当社は、旧本社のある西寺史跡の近くに先々代大西道三が創業いたしました。 この西寺史跡といいますのは、京都の観光地として有名な東寺(教王 護国寺)と対称に、延暦15年(796年)頃造営された官寺でした。 国寺として隆盛を誇っていた東寺と比べて早くから衰えて、天副元年(1233年)に塔も焼失し、 以降は再興されませんでした。 近年数多くの発掘調査が実施され、その当時の主要な伽藍(がらん)の跡が、西寺公園とその南に位置する唐橋小学校 の下に眠っています。西寺は平安時代の寺院を研究する上で重要なだけでなく、東寺とともに平安京を復元する上で 大変貴重な遺構で、現在国の史跡に指定されています。 このような場所で昭和37年に誕生した当社は、永観堂禅林寺御用達、小倉山二尊院御用達の会員として「菓道一筋」の 精神のもと社是であります「仕入先は大切に」「販売は誠実に」「商品開発即実行」を 社員一同の心の礎として、またお菓子を通じて「京の粋」を多くのお客様にお届けしたいという思いで日々菓業に取り組んでおります。 また、京都=古都という恵まれた環境の中で、地元の菓子職人の達人が長年の経験と技術、そして豊かな感性等によって四季折々、色鮮やかな美しい京菓子を作り出します。その京菓子を当社が得意とする企画と合わせながら 、様々なシーンで喜んでお使いいただけるよう創意工夫をし、営業活動に取り組んでおります。 お菓子とは季節を感じ、そのひと時に喜びを感じるものであります。 私たちが長い経験を生かし企画販売したお菓子が、一人でも多くのお客様に 喜びをお届けできるよう今後も精進して参ります。